株式会社ウィザスは、ベトナム国家大学ハノイ校のメンバー大学である日越大学と、ベトナム国内での日本語教育などの教育活動推進にあたり、日越大学附属日本語教育センター（以下、「JLEC」と称する）の共同運営に関する基本合意契約を締結いたしました。

調印セレモニーの様子

■日越大学附属日本語教育センター（JLEC）開設の背景と今後の展開
　2018年5月に行われた日越首脳会談で、当時の安倍内閣総理大臣とクアンベトナム社会主義共和国国家主席により、「日本語教育のための環境の更なる整備に向けて協力を強化する」 ことが声明され､JLECの開設が歓迎されました。新型コロナウィルスの影響を受け､スケジュールに遅れは出たものの、このたび、無事にJLECの共同運営を開始する運びとなりました。

　今後は、ベトナム国内での日本語能力試験対策やビジネス日本語コース、日本語教師養成など、日越大学との協力を強化しながら、幅広い年齢層への日本語教育の実践を通して、ベトナムからアジアへ、アジアから世界に挑む人材の育成を目指します。また、グローバルな課題解決に向けて、国際レベルで活躍できる人材の輩出を目指し、相互に協力を進めてまいります。

■ 日越大学について
　2016年9月に日本とベトナム両国の友好と結束の象徴として開学。リベラルアーツとサスティナビリティサイエンスを軸に、文理横断型の教育プログラムを採用しています。それぞれのプログラムに対して、日本のトップ大学が幹事大学となり、修士課程8プログラム、学士課程2プログラムにてカリキュラムの作成や講義の実施、研究活動を支援しています。

修士課程／地域研究、企業管理、公共政策、ナノテクノロジー、社会基盤、環境工学、気候変動・開発、グローバル・リーダーシップ
学士課程／日本学、コンピューターサイエンス＆エンジニアリング
幹事大学／茨城大学、大阪大学、筑波大学、東京大学、横浜国立大学、立命館大学、早稲田大学